Day 1 

先ずはコレをやらせましょ。

スケジュール表

3年スケジュール、年間スケジュール、自己評価表。

3年スケジュールは目標を書き込み、それを元に年間スケジュールを建てていきます。

更に今年の目標を到達するべく処理目標を設定し、それに応じたスケジュールの決定、そして行動と意識の改革をさせ、努力をする覚悟を決めさせる所からです。

きっと、ミスターZは軽い気持ちで始めたのでしょうがそうは行きません。

真面目にフザケルMabooスタイルのレッスン、コーチングに全力で参加してもらいます。

そんなZは生粋のクライミングオタクなので目標は大好きな外岩の2段の課題を書き込みました。

「TOW  MONKS」

小川山のビクターにある2段の課題です。

オタクなのでクリスやそれにまつわる逸話も含めて登りたい課題なのではないでしょうか。素晴らしい。

「モンスターママ」

城ヶ崎のとにかく見栄えするライン。

Zの体重でギリギリ下れる過酷なアプローチをしてでもトライしたいカッコいい課題。

シーサイドのボルダーは珍しいですし、帰りに食べる海の幸も含めてとても魅力的なのではないでしょうか。

「ダイヤモンドスラブ」

Zから名前が出てびっくりしました。

あの高さからの落下は僕でもキツイ。90キロでは一発で膝と腰がぶち壊れます。

目標というか、憧れなような何かを感じます。登らせてあげたいと強く思いました。

そして、1年後、2年後のスケジュールにも将来に向け登りたい課題達が書き込まれていきます。

穴社員、デットエンド、エイハブ船長、グロバッツスラブ、エゴイスト。

スケジュールは目標を果たすための目的を作るものです。

当然、7か月後までに85キロや、一年後にはジムでコンスタントに3Qを登ると言った内容も決まっていきます。

ここでインストラクター兼コーチ兼プロデューサーの僕からもミスターZに課題を出します。

「正しいフォームを覚える」「次のレベルをトレーニングするための身体作り」です。

今後のZとメニューは、

・週2日クライミング、月で3回マーブーにてTokiレッスン

・一人の時は強度感じないグレード、7.6.5Qをひたすらサーキット

・Tokiより出された筋トレをちゃんとこなす

になります。

まず、サーキットで登る量と時間を徹底的に増やします。今までのZはジムにきてまずコーヒー、そしてダベリ、壁を見学後コーヒー、昼飯、軽く登って、ダベリ、ダベッて、大好きなゴシップの話では盛り上がり、クライミングのオタク知識で盛り上がり、コーヒー飲んで帰るって感じでした。

日頃はネットオークションでレアなクライミングギアとクライミングビデオを競り落とし、ご満悦。

コレはコレでクライミングを楽しでいるのでは無いかと思わせるNewタイプのクライミングスタイルを過ごしています。

強度の高い課題でのトレーニングにZの身体は耐えられないでしょう。

そして僕らがアップするグレードでもZの自重により遥かに強度は上がるはずです。

怪我をさせずに次のグレードの登るとためのトレーニングが出来る身体を作ります。今は始めたばかりの準備期間なのです。

そして、力がちゃんと使えるフォームを習得はZにとって必須です。

トレーニングの量が増え、負担のかかる登り方をしていれば必ず怪我をします。

しっかりと身体の力を使い、頑張って登る事が必要なのです。

ミスターZの痩せていた頃のムービーを見ても肘や肩に負担のかかる動きをしていました。

今の体重になりその動きを継続出来ない事が今のグレードしか登れない要因になっている。

なのでDay1のレッスンでは登るフォームとトレーニングの仕方を説明しました。

そしてこれらはスケジュールで建てた3年後のクライミングに繋がる事を説明しました。

指示したメニューをこなしただけで死んでいたZでしたが自重を使ったトレーニングを行い、次の日の仕事が出来るか不安そうにしていました。

ミスターZは見た目通りのバキバキの理系なので理詰めで教えましたが、人によって伝え方は変わります。

最初の意識改革は一番大切な作業で、トレーニングの仕方から食べ物、日々の過ごし方まで全てに影響します。

来週のレッスンまでにZが一人でトレーニングしてくるはずです。

次回はそれのカウンセリングから始まり、身体作りのための登り込みを行います。

脂汗が冷や汗に変わり、やると決断した事に後悔と自責の念に潰される事でしょう。

次回の更新は来週。

こんな感じでゆったりとやっていきますので応援よろしくお願いします。